滋賀県隊友会

TAIYU SHIGA

10月

平成26年度自衛隊記念日防衛省・自衛隊60周年記念航空観閲式

 

10月26日(日)、航空自衛隊百里基地において、「平成26年度自衛隊記念日防衛省・自衛隊60周年記念航空観閲式」が、自衛隊最高指揮官である安倍晋三内閣総理大臣を観閲官に、主催者:江渡防衛大臣、実施責任者:齊藤航空幕僚長、執行者:中島航空総隊司令官、観閲地上部隊指揮官:平本中部航空方面隊司令官の陣容で、航空自衛隊を主体に陸・海自衛隊の航空機、人員及び各種装備品が広大な百里基地に集結し、部内外及び諸外国等多数の来賓、並びに抽選で選ばれた一般招待者等の見守る中、航空中央音楽隊の音楽演奏に始まり、観閲官臨場、観閲官に対する特別儀仗を経て開式、観閲官に対する栄誉礼、海上自衛隊の歌姫、三宅3等海曹による国歌独唱、F15戦闘機による殉職者に対する慰霊飛行、陸・海・空自衛隊の各種航空機による観閲飛行、巡閲、観閲官訓示、栄誉礼と進み、、そしていよいよ航空機はじめ各種装備品の能力・性能・訓練練度を展示公開する「展示視閲」となり、対空ミサイル部隊等地上移動部隊の展示走行を皮切りに、各種航空機の地上滑走、各種航空機や政府専用機、海上自衛隊の飛行艇等のデモフライト、F15戦闘機による緊急発進、RF-4E/Ejによる偵察飛行、F15戦闘機による空戦を彷彿させる機動飛行、F-2A/B戦闘機による対地攻撃、次期輸送機(XC-2)による試験飛行と迫力のある展示がくり広げられました。観閲官退場の後、地上展示の各種航空機が公開され来場者が一斉にお目当ての航空機のそばに駆け寄り、カメラを向けたり記念写真を撮ったりして楽しんでいました。とりわけ、地上展示された米国海兵隊のMV-22オスプレイと航空自衛隊次期戦闘機のF-35A(モックアップ)には黒山の人だかりとなり係りの隊員が説明や整理に汗だく状態でした。まずは写真で行事の一部を紹介します。言い訳ですが一眼レフのような高級機を持ち合わせなくて普通のデジカメなのでズームや精度に限りがあるのと、ブルーインパレスの展示飛行を動画撮りしたところ殆ど追いかけられませんでしたので今回は非公開とさせて頂きます。観艦式や航空観閲式など広大なエリアでは高性能カメラが必需品だということが良く分かりました(反省)。

航空観閲式プログラム表紙  (クリックしてください)

 

以下の全ての写真はクリックして頂くと画像が拡大されます!

安倍総理に対する特別議場隊の儀仗

安倍総理に対する特別儀仗隊の儀仗

航空自衛隊観閲部隊

航空自衛隊観閲部隊

陸自・海自観閲部隊

陸自・海自観閲部隊

観閲官安倍総理に対する栄誉礼

観閲官安倍総理に対する栄誉礼

観閲官安倍総理の巡閲

観閲官安倍総理の巡閲

F2戦闘機地上滑走

F-2”戦闘機地上滑走

F-2”戦闘機地上滑走

政府専用機が目の前に

政府専用機が目の前に

F35とオスプレイの展示

オスプレイの展示

初めて本物見た空中給油機(正式には空中給油・輸送機)

初めて本物見た空中給油機(正式には空中給油・輸送機)

F35戦闘機(モノコック)

F35戦闘機(モノコック)

本当に盛りだくさんで来賓はもちろん抽選入場の一般の方も大満足されたことでしょう。

今回の印象に残った事を少しだけ紹介します。

・まず百里基地ですが空自出身以外の会員で実際に百里に行かれた方は少ないと思います。びっくりしたのは交通の便ですが、最近は百里基地に便乗?して茨城空港ができ(基地の反対側にターミナルが有り、滑走路は共用)たので関西からも神戸空港から一日2便スカイマークが飛んでいますが(今回は到着時間が式典開始時に間合いませんのでパスしました。) なんせ目の前に見えても反対側なので徒歩で移動は困難でバス便も今一です。陸路だと車以外なら最寄り駅は常磐線石岡駅(特急は普段止まりません。今回は臨時停車で上野から特急で1時間弱、快速だと倍かかります。)ですが、ここから百里基地まで普段は路線バスでもあるのでしょうが、航空観閲式のためのシャトルバス(チャーターの民間観光バス)が50台以上運行されていました(石岡駅から百里基地まで約40分~50分かかりますが、道中はこれらシャトルバス以外には殆どすれ違う大型車はありませんでした。)。経路上の主要な交差点には警察官と警備員が配置されて整理にあたるもシャトルバスの渋滞が発生し、石岡駅の乗降地点はシャトルバスが常時一度に10台くらい集中するため行きも帰りもかなりの混雑で、切符買うにも長蛇の列、切符持ってても予約した帰りの特急電車に間に合わない人も出たようです。それほどの大規模なイベントなんですね。

・次にこのシャトルバスで基地内に着くと体育館のような大きな白天幕が4張あって、来賓ランク区分毎に所持品とボデーチェックを受けます。民間空港の検査システムと全く同じ機械で同じ要領です。パスすると、更にここから会場まで基地内シャトルバスが数十台も切れ目なく運行していて(地元バス会社の路線バスチャーターのようですが、日曜日とは言えこれだけ集めたら本来の路線運行に支障があるのでは??と勝手に心配しました。)これに乗車してやっと会場受付にたどり着きます。会場受付では、すでに送付されて本人が持参した招待区分毎に色分けされたICカードがPCで自動チェックされ、カードケースに入れられて首に下げた状態で晴れて入場OKとなります。帰るときは再び受付でICカードがPCでチェックされ、更に石岡駅と駐車場地区行きのシャトルバス乗り場で再度カード確認されました。これで完全に入場と退場が個別確認出来るのだと思います。この敷地の規模は、陸自駐屯地で云うと東千歳駐屯地か縮小以前かっての神町駐屯地のようでした。いやもっと広いのかもしれませんね。さすがに規模が違います。

・感心したこと3点目は、航空自衛隊は専門の警備職種もあることからでしょうが、警備犬も配置され、要所要所に警備隊員が配置され軽装甲機動車で警備にあたる他、会場内も警務隊員とは別に制服、白ヘルに白弾帯、特殊警棒の警備隊員が観覧席の前にきちんと整列し微動だにせず、警備にあたっていました。また、交代は「その場交代」で規律正しくきびきびとして素晴らしかったです。

・更に4点目は、基地内の要点や会場への通路に「案内腕章」を付けた制服姿のの隊員が立っていましたが、到着時には「いらっしゃいませ。」帰るときには「有難うございました。お気をつけてお帰り下さい。」と明瞭で大きな声で口々に挨拶して頂きました。陸上自衛隊は、はにかみやさんが多いのかそこまでは至っていませんが実に爽やかで清々しく感じました。

・一般開放されていない(抽選方式)行事で、しかも一大イベントともなるとどうしても見たいのが人情、まして基地の周囲は田園地帯のため外柵沿いに見学者がいっぱい張り付いていましたが、乗ってきた車を狭い農道や空き地、はたまた近隣の民家の敷地やコンビニなどに無断駐車するらしく大変なようです。

・最後に、石岡駅周辺で見かけた光景ですが、シャトルバスから降りて駅に向かう観客が弁当ガラやその他のゴミを路上に捨てたり、駅や民家の庭先に捨てたりあるいは道路沿いや駅のゴミ箱を満タンにするらしく、制服姿の隊員があちらこちらでゴミ集めや清掃を続けていました。そういえば、私が現役の時、師団や駐屯地記念行事の企画担当の経験がありますがそこまで気配りして記念行事を企画実施していたかな?と反省しきりでした。

入場者チェック場

入場者チェック場

警備隊の厳重な警備

警備隊の厳重な警備

外柵沿いに観客が・・

外柵沿いに多数の観客が・・