滋賀県隊友会

TAIYU SHIGA

03月

自衛隊・防衛問題に関する世論調査結果について

内閣府が実施した「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の結果が3月7日付で発表されました。この調査は昭和44年から3年毎に実施されていて、今回は1月8日~18日の間に成人男女3,000名を対象に個別面接方式で実施し、有効回答数 56%を得た結果だそうです。

〇 自衛隊の印象についての回答

「良い」 :41.4%、「どちらかといえば良い」 :50.8% 合わせると92.2%となり前回(平成24年1月)の91.7%を抜いて過去最高ポイントでした。逆に 「悪い」と「どちらかと言えば悪い」は  わずかに4.8%と言う結果で過去の数値はわかりませんが調査が開始されたのが私の入隊3年目ですから当時は まだまだ「税金泥棒」時代の延長戦的世相で今とはずいぶんと低かったというか信頼や認知されていなかったと思われます。

〇 自衛隊の存在目的についての回答

「災害派遣」 :81.9%はうなずけますが、今回初めての質問となった「島嶼防衛等国の安全確保」:74.4%の数字の重みからすると、背景には「日本が戦争に巻き込まれる危険性が有る。」と感じる人が75.5%にも及び、特に中国の軍事的脅威」を上げる人が60.5%(前回比14.%)と言う回答でした。国の存在意義や国防に関する関心が高まってきている証左ではないでしょうか。国内の治安維持 :52%、国際平和協力活動の取り組み42%も決して低い数字ではありません。この時期に政治の世界において「安全保障に関する検討」について取り上げられ論議されていることはまさに当を得ており、国民の皆さんもその行方を自衛隊に対する高い期待と信頼とともに注視されていることでしょう。国防は国の存亡の原点であることに未だ顔をそむけ「軍国主義反対」を声高に標榜する一部の勢力は反対のための反対で無くこの調査結果に真剣に向き合い国を売るがごとき活動は少なくとも国民の恥と心得て頂きたいものです。

〇 外国に侵略された場合の対応についての回答

「何らかの方法で自衛隊を支援する。」 :56.8% 、「武力によらない抵抗」 :19.5%、 「自衛隊に参加して戦う」 :6.8%

〇 その他

「国民の防衛意識を高めるために教育現場で取り上げるべき」 : 72.3%も誠に心強い意見だと思います。

〇 終わりに

我々もそうでしたが、自衛隊の皆さんは、この調査結果に一喜一憂したりすることは決してありません。「服務の宣誓」にある通り、自衛隊員としての強い使命観(感)と誇りを持って唯ただ与えられた任務を黙々と遂行されることでしょう。その姿勢、その姿を目の当たりにした国民の皆様の印象や考えが調査結果として現れているのだと思います。我々隊友会員はこのことに思いを致し、「国民と自衛隊の架け橋」としての地位・役割を更に認識して会活動に取り組みたいものです。